メインコンテンツへスキップ

バトンのヨコク カンファレンス2025 ご来場いただき、ありがとうございました💃💃 またお会いしましょう!!!

バトンのヨコク カンファレンス2025 ご来場いただき、ありがとうございました💃💃 またお会いしましょう!!!

バトンのヨコク カンファレンス2025 ご来場いただき、ありがとうございました💃💃 またお会いしましょう!!!

image:モーダボタンン
バトンのヨコク -地域創生の中座談会 vol.1-「地域文脈をデザインで編み直す。これからのもの・コトづくり」REPORT
TITLE

バトンのヨコク -地域創生の中座談会 vol.1-「地域文脈をデザインで編み直す。これからのもの・コトづくり」REPORT

「地方創生」や「地域課題解決」、「官民共創」という言葉に、もっと手触りを持つために。企業と自治体それぞれの視点から地域への関わり方を学ぶ講演や、地域課題の「課題設定」に着目したワークショップの様子などを一挙にまとめてお伝えします。

 

 

バトンのヨコク -地域創生の中座談会 vol.1-「地域文脈をデザインで編み直す。これからのもの・コトづくり」

日時:2026年2月18日(水)
会場:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」
主催:バトンのヨコク(コクヨ株式会社 / PASS THE BATON)

地域課題解決の伴走ユニット「バトンのヨコク」による、「バトンのヨコク-地域創生の中座談会vol.1-」が2026年2月18日(水) にコクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」にて開催され、自治体担当者や民間事業者ら約25名にご来場いただきました。「地方創生」や「官民共創」の必要性が叫ばれるようになってしばらく経ちますが、いまだに多くの企業・自治体は地域との関わり方について手探りの状態です。そこで、大規模イベントや小規模交流では得られないような「参加者同士のより密度の濃い繋がり」によって課題を共有・共感しあい、「具体的な地域活動へのきっかけ」を見つけていく”中”規模イベントとして「中座談会」を企画。今回が初開催となりました。

第1回のテーマは「地域文脈をデザインで編み直す。これからのもの・コトづくり」。その土地に根付く産業や文化という「地域の文脈」を、現代の経済循環や持続可能なシステムへデザインの視点で編み直すヒントを得ることを目指しました。今回は基調講演として、産地と深く呼応し事業を育んできた株式会社アーバンリサーチによる「JAPAN MADE PROJECT」、事例として行政と企業のハブとして地域課題解決を支援する佐賀県の「さがデザイン」にご登壇頂いたほか、参加者ピッチやワークショップなどのプログラムを実施しました。その当日の模様をダイジェストとしてお届けします。

Index

企業と自治体それぞれの立場から取り組む「地域文脈をデザインで編み直す」共創とは?

まずは「“ひと”からはじまる、地域とものづくり – 対話と共創が交流を生む -」と題して、株式会社アーバンリサーチ 宮 啓明氏に「JAPAN MADE PROJECT」の取り組みについてご紹介いただきました。人から人へと繋がるご縁を大切に、2014年から長期にわたって様々な地域の魅力や課題と向き合い続けてきたJAPAN MADE PROJECT。各地域のプロジェクトは、「地域の色を大事にしたい」という想いがまさに現れており、アウトプットも多種多様。数々のプロジェクトの根底には、地域と共創する上でJAPAN MADE PROJECTが大切にしてきたフィロソフィーが一貫して流れていることがうかがえました。一方で、「こうした社会的意義の高い取り組みを、いかに経済合理性へと繋げていくか」といった、企業が抱えるリアルな課題も。質疑応答では、「どのくらいの時間をかけて、社会的意義と経済合理性のバランスを取ろうと考えているのか」「人事異動など組織内の変化がある中で、地域との人脈をどのように持続させているのか」等、現場感のある質問が多く挙がりました。

続いての事例紹介は、佐賀県庁よりさがデザインの近野繭子氏による「地域と企業をつなぐ『さがデザイン』の10年と、今、見据えるこれからの景色とは」。山口知事が就任した2015年から活動を開始したさがデザインは、県庁組織とクリエイターをつなぐハブとして、行政施策にデザイン視点を取り入れる旗振り役を担ってきました。現在では庁内のほぼすべての部署と連携するなど県庁内全体にもデザイン視点を広げつつあり、その影響は佐賀県内の市町にも及びます。現在は、県民にもデザインをより身近に感じてもらえるような取り組みを進めているとのことで、デザインの可能性をさらに広げていくための前向きな課題が並んでいるのがとても印象的でした。質疑応答では、「さがデザインにクリエイターが集まるきっかけとなったポイントは?」という質問に対して、立ち上げ当初に行っていた取り組み等もご紹介いただき、中座談会ならではの「ここだけの話」を聞くことができました。

参加者自らが地域での活動について紹介、地域への多様な関わり方を知る

今回の中座談会では、参加者が自社の取り組みを紹介できる「ピッチ枠」をご用意。お申込みいただいた3社(パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社様、コギコギ株式会社様、本州四国連絡高速道路株式会社様)から、組織の目的やミッション、直近の活動トピック等をご紹介頂きました。登壇者からは「自分の会社のことを、このような異業種の方々の前で話す機会は初めてでしたが、いろんなリアクションをいただけて、とても嬉しかったです」などの声を頂きました。さらに、ピッチを聞いた参加者からは「様々な企業の登壇があったことで、地域と企業の関わり方は多様であることを知れました」という嬉しいお声を頂きました。ピッチ企業の活動紹介・㏚に留まらず、参加者のみなさまにとって、地域と企業の共創について思考をめぐらす時間になったのではないでしょうか。

向き合うべき本質的な地域課題を絞り込むトレーニング“カダイエット”

インプットをメインとした前半プログラムに続いて、後半はアウトプットをメインとしたワークショッププログラムを実施。昨年のカンファレンスで多くの反響を頂いたワークショップ「カダイエット」を、今回の中座談会でもテーマを変えて開催しました。

今回のカダイエットのお題は「地域のものづくりを盛り上げよ!」。地域課題解決の先進事例からシャープな課題設定を学ぶピントカードでインプットを行い、その学びを踏まえて課題の再設定を行っていただきました。参加者からは「課題の再設定までしっかり課題に向き合うことの大切さを実感できました」「地域課題の捉え方やゴールへのプロセスの見直しにつながりました」「ピントによって思考や気付きが大きく変わることを実感しました」など実感のこもった声が挙がりました。

最後はお待ちかねの交流会。交流のおともは、今回ご登壇頂いた佐賀県様にちなんだ「いちごさが錦」。甘酸っぱい苺とふわふわの生地が相まって絶品でした…!交流会では、企業ピッチの内容をもとに声をかけにいく参加者の姿や、カダイエットでグループワークを共にしたメンバーに対して自社の取り組みを紹介する参加者の姿などが見られ、新たな共創への一歩となるたくさんの交流が生まれていました。登壇者の皆様も交流会まで残ってくださり、参加者からは「登壇で興味深い話を聞けただけでなく、登壇者とも繋がることができてよかったです」との声を頂きました。

今回初開催となった中座談会ですが、インタラクティブな掛け合いや新たな交流が生まれやすく、中規模ならではの「ほどよい距離感」がもたらす良さを感じられたのではないかと思います。全体を通して参加者の皆様から頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介します。

参加者の声

・(登壇について)異なる両者の取り組みや姿勢を知ることができ、地域と企業・自治体のつながりや関わり方を学ぶことができてよかった。
・参加された皆さんが地域に対して考えておられることなどに触れることができ、とても貴重な機会でした。
・プレゼンで興味深い話を聞け、スピーカーともつながることができた。
・(カダイエットについて)チームメンバーとの関係性を築けたことで、いろんな方と意見交換できてよかった。
・カンファレンスよりも規模感が小さくなったことで、参加者の方とより深い交流ができて非常に良かった。定期的に開催していただきたい。
・規模もワークショップや交流会に適した人数で、内容も非常に充実していました。

お越しくださった皆様、ありがとうございました!第2回の開催についても検討中です。カンファレンスも2026年9月半ばに開催予定ですので、そちらもお楽しみに!